鈴木歯科 諏訪 諏訪町 豊川市 歯科,小児歯科

歯周内科治療について

歯周内科

簡単に言うと、「お口(歯周病)の除菌治療」です。
従来の歯石除去、歯磨き指導などの歯周病治療から、歯周病を細菌による感染症として捉えお口の中の細菌をやっつける治療です。
歯ぐきに外科的な処置を必要とせず痛みもない治療です。

実際このような症状の改善がみられます。

  • 口臭がなくなる
  • 歯磨きのときの出血がなくなる
  • ぶよぶよの歯ぐきがひきしまる
  • 歯がつるつるになる
  • 歯の動揺が小さくなる
  • 赤い歯ぐきがピンク色になる
  • ネバネバ感が消える

除菌方法は、モニターを用いた顕微鏡検査によりお口の細菌の種類や数などを検査しその細菌に合うお薬や歯磨き粉を用いてお口の中をきれいに除菌するので確実です。

歯周病が進行していない場合でも、除菌方法を行うことにより、これからの歯周病が進行しにくくなるため、最適な予防法ともいえます。

当院での歯周内科治療の治療方法
この治療方法には4つの大きなポイントがあります。

  1. 位相差顕微鏡による菌の確認
  2. 細菌の除去薬剤の内服
  3. カビの除去薬剤あるいはカビとり歯磨き剤での歯磨き
  4. 歯に付着した歯石の除去
  5. 強酸性水による歯周ポケットの洗浄

特に①は、非常に大きなポイントです。位相差顕微鏡でお口の菌を確認しなくてはなりません。
歯周病菌がいるのか、カビが多いのか、あるいは非常にきれいなのか。
位相差顕微鏡で確認しないと、お薬の選択ができないのです。

再発を予防するには
★歯周病は細菌による感染なので、再感染に気をつけましょう。特に性感染に気をつけましょう。

★歯周病を起こす細菌が感染しにくいように、お口の中を清潔に保つようにこころがけましょう。

つまり、歯石やカビ菌を定期的に除去して、そして毎日の適切な歯磨きをしましょう。

★歯周病を起こす細菌が再感染していないか、また、お口の中が再感染しやすい環境になっていないか、

歯科医院での顕微鏡を用いた定期検診を受けるようにしましょう。

また、回し飲みや回し食い、箸の使いまわし、キス、くしゃみなど空気中や食べ物、手や指から菌がお口の中に入り、歯周病を発症させる可能性があります。
歯周病が進行する前に、そのときのお口の状態に合わせ、歯石を取ったり、場合によっては除菌して治すようにします。